Jul
30th
Thu
30th
松井みどりは「エヴァ」は超重要だと言っていました。じっさい、マイクロポップのカタログにもエヴァンゲリオンのことが書かれています。
私が「新しい劇場版はみましたか?」と聞くと、「観てないよー、興味ない。エヴァはやっぱりテレビでしょ」といいました。「クオリティはあがっているけど、あのドロドロしたのがエヴァ」だと。
わたしは本能的にその考え方を「古い」と思いました。
おそらく1週間前だったら納得していたかもしれません。
ただ、「破」を観たあとの私には、その価値観がいかにも前時代的なものに感じました。
いわゆるマイクロポップな世代に属する私たちは、「エヴァ」によって時が止められましたが、「ヱヴァ」によって時が動き始めた感覚を抱いています。
—
私が上野の森美術館で行なわれた、高橋コレクション「ネオテニー・ジャパン」を観て、「現代アート」という名前はついているものの、『少し前の歴史の教科書』をみているような感覚を受けたのに近いかもしれません。
「現代アート」なのに、もう「現代」ではない、「過去」に起きた事変の標。
つまり、『過去アート』であって、本当の「今」からみても感じ取れるのは、「そういったことがあった」と言う部分が最も強かったです。
逆に変化をし、先を見せようとする「ヱヴァ」の方が明らかに現代的であると感じました。